関連法規
定期的な点検や検査の必要性
実験室や局所排気装置に関わる関連法規をご案内します。
関連法規は使用者を守るためのものが多くあります。
機器を適正に保ち、使用者を守るため、関連法規の確認をお願いいたします。
ドラフトチャンバー(ヒュームフード)
法規により1年以内ごとに1回自主検査を実施しなければなりません。 危険な薬品をご使用されているため、機器が適正に稼働しているかどうかがとても重要になります。そのため定期的な法令点検が定められています。
- 労働安全衛生法
- 特定化学物質障害予防規則
- 有機溶剤中毒予防規則
排ガス処理装置
局所排気装置に組み込まれている場合、法規により1年に1度、定期自主検査を実施しなければなりません。 装置は汚れによる処理能力の低下や目づまりによる風量低下など、さまざまな不具合が発生する可能性があります。機器が適正に稼働しているかどうかがとても重要なため、定期的な点検が定められています。
- 労働安全衛生法
- 特定化学物質障害予防規則
- 有機溶剤中毒予防規則
- 水質汚濁防止法
バイオハザード対策用キャビネット
本機器で扱う病原体は非常に有害なものです。それらが機器の故障等で漏れ出てしまった場合、人体や周囲の環境に多大な影響を与える場合があります。そういった事故を未然に防ぐためにも定期的な点検が必要です。
- 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(通称:感染症法)
クリーンベンチ・クリーンブース
埃や雑菌の混入(コンタミネーション)を防ぎ、清浄度の高い環境で試験をする際に使用する機器です。 定期的な点検を実施することで適正な稼働が担保され、ひいては適正な試験環境を保つことができます。
- JIS規格 B9922:2001
恒温室・恒温恒湿室・低温室
機器の大きさによらない簡易点検や、機器の大きさによって点検期間が変わる定期点検があります。 また、漏えい確認時には漏えい個所の特定や必要な措置を実施する必要があります。
- フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(通称:フロン排出抑制法)
作業環境測定
作業環境中に有害な因子がどの程度存在し、その作業環境で働く労働者が有害な因子にどの程度さらされているのかを把握しなければなりません。 有害な因子による労働者の健康障害を未然に防止することが重要です。
- 労働安全衛生法
- 労働安全衛生法施行令
- 特定化学物質障害予防規則
- 有機溶剤中毒予防規則
- 作業環境測定法
- 作業環境測定法施行令
- 作業環境測定基準
- 作業環境評価基準